ゲームに夢中になり、「仕事オタク」になりがちな男


男性の人生を「シューティングゲーム」に例えると、わかりやすいかもしれません。男性の人生は、女性にくらべればシンプルなものです。学校を出て、就職したら、あとは働くだけ。結婚や子育てというボーナスイベントはあるものの、どちらも主役は妻であり、母です。これらのイベントに対して、男はどこか他人事だと思っている節があります。そうなれば、結局のところ男性は、「仕事」というステージで得点を積み上げていくしかありません。年収を増やし、肩書きを得ることで達成感を感じられます。



脳の構造上も、男性はひとつのことをやり続けるシューティングゲームが得意。こうした要素を突き詰めると、「趣味は仕事」という立派な「仕事オタク」が完成します。

「仕事オタク」には、いくつか問題があります。まずは、恋愛や家庭を疎かにしがちなこと。女にしてみればゲームに夢中な彼氏に対しては、「バカじゃないの!」と叱ることになりますね。



そのため、誰にも注意されないまま、仕事だけをし続けて、恋愛も家庭も一切放置。しかし、彼らにとって仕事はゲームと同じこと。女性は「仕事ばっかりしないで!」と怒る権利があります。



また、「仕事オタク」はいい上司にもなれません。というのも、彼らが得意なのは業績アップ=シューティングゲームであって、後輩を育てる=シミレーションゲームとは全く別物。現場ではエリートだったのに、管理職になったらてんでダメ、という男性は、「仕事オタク」の典型でしょう。



人生の多様性と「シンデレラ」が、女に変身願望を植え付ける




さて、男性の「成長」に対して女性は「変身」を好みます。お母さん役に変身、お父さん役に変身など、「ままごと」が持つ芝居的な要素も、女性を惹きつける魅力のひとつでしょう。



同じステージで成長するより、ステージどころかゲームさえ変えて、まったく新しい自分にリセットしたいと考えるのが女。女性の人生の選択肢の複雑さも、変身願望を加速させる原因の一つで、結婚の経験、子供の有無

仕事との関わり方…と、女性は自分の選択によってまったく違う人生を歩むことができます。



非常に選びがいがある人生ゲームですが、「結婚すればクリア」「子供を2人産んだら勝ち」というような明確なルールもないため、いつまでたっても不安が残ります。「もしあの時、仕事をやめなかったら」

「もし、あの人と結婚していたら」と、「あったかもしれないもう一つの人生」「生き直し」を追い求め、他人をうらやんでしまうものです。



また、かつて弱い立場にあった女性たちは、無意識のうちに「かわいそうな私をいつか誰かが救い出してくれる」と思いがちです。この妄想を強固なものにするのが、小さい頃に読んだおとぎ話。『シンデレラ』のように、

どんな境遇からスタートしてもお姫様になれる。少なくともその可能性がある、というメッセージが忘れられないのです。



そして実際、現在自分がどんな状況でも、結婚相手次第で人生が大きく変わる可能性があるので、なかなか返信願望を捨て切れません。ファッションやメイクで日常的に「プチ変身」を続けてきた経験も、女性に

「いざとなったら変われる!」という自信を与えるのかもしれません。



一緒に仕事をするとき



「 みんなで一緒に頑張ろう! 」


協調性をと雰囲気を重んじた言葉で、士気を高めることができます。モチベーションさえ高まれば、細かな指示などをしなくても、気をきかせて動いてくれます。


「 私は何をすればいいですか? 」


チームの中で求められている自分の役割を尋ねましょう。そうすると「○○を見てもらえるかな?」「△△の件を頼むよ」などと、相手としても指令しやすくなります。


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